【煉獄杏寿郎 生誕祭】心を燃やせ!

5月10日。
今日は、私の心に深く刻まれた人物
煉獄杏寿郎さんの誕生日です。
この日を迎えるにあたり、私は以前から欲しかった煉獄さんのフィギュアを、ついに手に入れました。
そして今、それを部屋の大切な場所に静かに飾っています。
見つめるたびに、あの圧倒的な存在感と、生き方の美しさが胸に迫ります。
煉獄杏寿郎という人間を語るうえで、どうしても外せないのが『鬼滅の刃 無限列車編』の出来事です。
私はこの作品を劇場で二度鑑賞しました。
2回とも、涙が止まりませんでした。
彼の一つ一つの言葉、生き様、そして最後の選択に、何度心を揺さぶられたか分かりません。
特に忘れられないのが、彼のふたつの言葉です。
「老いることも死ぬことも、人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ、死ぬからこそ、堪らなく愛おしく尊いのだ。」
これは、上弦の参・猗窩座が煉獄さんに「鬼になれ」と迫った際の返答です。
鬼になれば不老不死の強さを手にできる、という甘い誘い。
それを、煉獄さんは真っ向から否定しました。
彼のこの言葉には、命の尊さや、人間らしさを肯定する強い意志が込められています。
限りあるからこそ美しい。
死があるからこそ、生は尊い。
それは、ただの理念ではなく、死と隣り合わせの戦場に立ち続けてきた彼自身の真実なのだと思います。
この言葉を聞いたとき、私はハッとさせられました。
私たちはつい、「永遠」や「若さ」に憧れがちです。
でも、それが本当に人間としての幸せなのか?
彼はそれを、自らの死をもって私たちに問いかけてくれました。
⸻
「俺は俺の責務を全うする!!ここにいる者は誰も死なせない!!」
このセリフは、猗窩座との死闘の最中、煉獄さんが言い放ったものです。
この言葉には、彼が柱として背負ってきたもののすべてが込められていると感じます。
自分がどうなろうとも、守るべき人を守る。
それが、強さの意味だと彼は知っていた。
そして、それを実行した。
だからこそ、彼の「責務」は誰よりも重く、そして誰よりも尊かったのだと思います。
私自身、何かに「責任を持つ」ということの意味を、このセリフを通して深く考えるようになりました。
責任があるから頑張れる。
守るものがあるから強くなれる。
迷っている暇なんてない。
前を向いて、自分の使命を燃やし続けようと…
「心を燃やせ!」そう思わせてくれました。
⸻
煉獄さんの生き方は、アニメの中の出来事にとどまらず、現実に生きる私たちにも多くの示唆と力を与えてくれます。
彼のように、真っ直ぐに、温かく、そして強く生きることは、決して簡単なことではないけれど、憧れずにはいられません。
だから私は、今日という日を大切に祝いたい。
煉獄杏寿郎さん、生まれてきてくれてありがとう。
あなたの言葉と生き様は、これからも私の心に、燃え続けます。
この記事へのコメントはありません。